活動記録

ゲームを作り始めて半年の間に起きたこと、感じたこと

はじめに

初めましての方は初めまして!今年からGSDに所属している05プログラマーのぬーです。突然ですが、そろそろこのサークルに所属して半年が経過するので私がゲームを作り始めて感じたことを率直に書いておこうと思います。軽率にアドカレの最終日を取ってしまったので、ふさわしいかどうかはわかりませんが精一杯書いたのでよかったら読んでいってください。

初めてのゲームジャム

まずは、本当に初めてゲーム制作に参加した「2023年春夏ゲームジャム『やさしい』」ですね。初めてUnityを使ってゲームを作りました。当時、まったく知識がなかったのでUnityの教科書をやるところから始まりました。そして先輩に教わりながらUnityの教科書を終えて本格的にゲーム制作に着手したのですが、正直教科書が終わったのにも関わらずまったくわからなくてなかなか製作に手を付けられませんでした。当時はChatGPTを使うという考えにも至らなかったので初歩中の初歩の段階をひたすらGoogle先生に聞いて少しずつ進めました。しかし、調べるといっても「Game Sugoi Dekita」のシステム上で動くゲームを作らなければいけないため、結局全然わからなくて大先輩方に助けを求めて何とかギリギリのところで動くゲームを完成させることができました。その後、コードレビュー会がありまして、先輩方が書いたコードを見てくれるということだったので当然参加しました。そこで悲劇が起こります。私がレビューしてもらう順番は最後だったため、ほかの人が書いたコードをすべて見ていました。すと、とってもきれいなコードが出てくるではありませんか。今年入った新メンバーの人達だし、自分と同じくらいのコードだろうなと思っていたら、当たり前のように関数やコルーチン、命名規則に則った変数名などが当たり前のように出てきて私は固まりました。なにせ私が書いたコードはほぼif文のみで700行だったのですから。正直ほかのメンバーのレベルが高すぎて、やる気が消し飛びました。そうしてついに私のコードのレビューが始まったわけですが、当然のように先輩方の頭を抱えさせました。まあ、そりゃそうですよね。もはや見れないレベルの特級呪物が出てくるわけですからね。そうして特急呪物は先輩方を朝5時まで修正に付き合わせました。今でも思いますが、本当にありがとうございました。そして、申し訳ございませんでした。ちなみにですが、特級呪物によって成り立っているゲームの名前は「EAWASE」といいます。

夏休みのゲームジャム(前半)

そうして、次に私は「夏休み前半ゲームジャム『テン』」にてゲームを作りました。同じチームのメンバーがシナリオライターだったため、「テン」にまつわるシナリオゲームを作ることになりました。しかし、1週間ゲームジャムでUnityでシナリオゲームを始めて作るのはあまりにも無理があるということで「Wolf RPGエディター(ウディタ)」を使ってゲームを製作することになりました。ウディタを触るのは初めての機会だったので、ウディタを使ってゲームを製作している先輩方(現会長など)に教えてもらいながら制作しました。ウディタにある基本システムをもとにしてゲームを製作していたのですが、やりたいことを実現させるには基本システムを改造するほかなかったので、触り始めた当日にはもう基本システムを改造しにかかってました(どう考えても狂気の沙汰)。先輩方におんぶにだっこをされながら作品制作を進めていたわけですが、シナリオの量の関係もあり当然のように終わりませんでした。ウディタを使い始めて一週間の人が、使いこなせてもないのに細かいところまでこだわればそりゃ当然終わりませんよね(笑)。ちなみにゲームの名前は「天国への扉」といいます。

夏休みのゲームジャム(後半)

夏休み後半ゲームジャム『おりる』」にて「天国への扉」の続きを製作しました。前回のゲームジャムでは制作の過程でウディタのテキスト表示コマンドに文章をベタ打ちで1文ごとに打ち込んでいました。かなり文章量があるので、1文ずつ打ち込むのではかなり時間がかかります。そこで、先輩にテキストファイル読み込みという画期的な方法を教えてもらいました。1文ごとに何度も打ち込んでいた文章を、テキストファイルにすべてコピーして、それをウディタから読み取って表示することができるようになったので作業速度が跳ね上がりました。先輩には頭が上がりません。そうして、テキストファイル読み込みという最強の武器を手に入れたわけですが、結局ゲームを完成までもっていくことはできませんでした。ゲームが進んだことによってマップを追加しなければいけなかったことや、ゲームの進行度に合わせて表示する会話を変えるシステムを作るのに時間がかかったこと。シナリオが完成しなかったなど様々な原因がありますが、今回も完成しませんでした。しかし、ある程度遊べるくらいにはゲームが完成したので、大学祭に体験版として出すことはできました!

大学祭!

大学祭では、いろいろな方がGSDの展示に遊びに来てくださいました。OBの先輩方も遊びに来てくださいました。今年はゆかた祭りが大雨で無くなったので、展示をするのは大学祭が初めての機会でした。私が想像していた何倍も人が来てとても驚きました。やはり、自分たちの作ったゲームをたくさんの人に遊んでもらって、さらに感想をもらえるというのはうれしいものですね。こだわった点などについて言及してもらえたりするとさらにうれしいですね。そして、大学祭で気づいたのですが、GSD基準でゲームを作ってはいけませんね。ゲーム制作同好会なので、当然みんな何かしらゲームには触れてきているわけで…。GSDのメンバーにとって簡単だとしても、展示として出すには少し難しいゲームが多くなるんだなと思いました。私が対応したお客さんも比較的多くの人が難しそうにしていたので、万人に適度な難易度になるゲームを製作するのは難しいんだなと思いました。

お客さんに行ったアンケートの結果を見てみても、難しいの回答が約半分を占めているので何か改善点があるのかもしれません。

2日ともサークルとして展示をしたのですが、2日間を通してどちらも予想していたよりも年齢層が低めでした。最も多数なのが32.4%の11歳未満だったようです。これも難しいと答えたお客さんが多くなった原因のひとつかもしれませんね。先輩に聞いてみると、お客さんの年齢層がここまで低いのは珍しいそうです。

Portal 1Day ゲームジャム

OBの先輩方とともにゲームを製作する機会がありました。私は予定が合わずに製作に参加することはできませんでしたが、試遊会に参加することはできました。どのゲームも1日で製作されているのにも関わらず完成度が高くて、改めて先輩方はすごいなと実感しました。

サウンド講習会

サウンドクリエイターの先輩主催のサウンド講習会がありました。2回開催されていて、簡単にコードの説明をしてもらいコードにメロディーをつけて簡単な曲を作ってみるということまでやりました。講習を受けてみると、想像していたよりもやってみるハードルが低くて楽しかったので引き続き参加したいと思っています。

終わりに

今年1年のサークルでの自分の活動を改めて振り返ってみると、意外といろいろやっていました。去年まではゲームをただ遊ぶ側だったけど、大学に入ってからゲームを作る側に回ると、作り始めたからこそ気づけることがありました。ゲームのバグなどの不具合については今までの100倍くらい優しい気持ちでいることができるようになったと思います(笑)。今年中に「天国への扉」は完成させることができなかったので、来年の早いうちに完成させたいと思います。また、今年はやらなかったので、来年はUnityを使って、アクションゲームを作りたいなと思います。やってみてぶつかっていくことでプログラマーとして成長できると思うので、どんどんゲームを作って壁にぶち当たりたいなと思います。ほかにもプログラミング以外についても手を出してみたいなと思います。来年も引き続き頑張りたいです!

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