概要
この記事は、WordPress 5.0から標準となったブロックエディタを用いた記事の書き方を説明します。ここでは、投稿に必要となる最低限の手順を説明します。さらに詳しく知りたい方は「WordPress 記事の書き方」などで検索するとよいでしょう。
新しい記事を作成する
「投稿」から「新規追加」を行う
WordPressの管理画面にログインし、新しい記事を作成してみましょう。左側のメニューから「投稿」をクリックすると、投稿一覧が表示されます。この画面で記事の編集や新しい記事を作成できます。新しく記事を作成するにはページ上部にある「新規追加」をクリックしてください。
記事の内容を記入する
記事の内容を記入していきましょう。基本的にはWordやメモ帳などと同じ感覚でできると思います。ブロックエディタでは編集をブロック単位で行います。ブロックごとに「見出し」、「段落」といったスタイルを適用します。
Enterで改行を行うとブロックが変わります。
ブロックを変えずに改行したい場合はShift+Enterを使用します。
左揃えだけではなく、
中央ぞろえや
右揃え
も可能です。その他にも太字や色をつけたり、文字を大きくすることも可能です。
プレビューで出来栄えを確認する
記事が書けたら公開する前に、右上の「プレビュー」をクリックしてサイト上での表示を確認してください。レイアウトが崩れていないかも含めてチェックしましょう。
特に、スマートフォンやタブレットでどのように表示されるのかを見ることは大切です。レスポンシブデザインに対応している場合はウィンドウ幅を変えることでスマートフォン用の表示に切り替わります。スマートフォンで表示した際にレイアウトが崩れないか、字や画像が小さすぎないかに注意しましょう。
URL, カテゴリー, タグ, アイキャッチ画像の設定を行う
右側のメニューにある文書タブで様々な設定を行うことができます。ここでは「パーマリンク」、「カテゴリー」、「タグ」、「アイキャッチ画像」の設定について説明します。右側にメニューが表示されていない場合は右上の歯車マークを押すと表示されます。
パーマリンク(URL)の設定を行う
URLスラッグを指定することで記事のURLを設定することができます。URLスラッグを英数字で入力してURLを変更しましょう。この際、記事の内容を表した英単語にするとよいと思います。
記事を作成した段階では、記事のタイトルが入力されています。日本語記事の場合、タイトルは日本語なのでURLに日本語が含まれることになります。URLは本来、英数字で表現されるものです。そのため、日本語が含まれるURLは日本語部分が変換され長い英数字の羅列になってしまいます。例えば、日本語版WikipediaのメインページのURLは
“https://ja.wikipedia.org/wiki/メインページ”
ですが、これはブラウザやソフトウェアがわかりやすく変換したものであり、本来のURLは
“https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8”
となります。この場合、URLからサイトの情報を推測することが困難です。そのため、URLは英数字に指定しておいたほうが無難です。
カテゴリーの設定を行う
記事のカテゴリーを選択しましょう。デフォルトでは「未分類」にチェックが入っていると思うので、そのチェックを外して作成記事に適したカテゴリーを選択します。
カテゴリーはイメージとしてはフォルダの分類に近いものです。原則として1つの記事に対して1つ設定するようにします。
カテゴリーはWebサイトに訪問した人が記事を検索する際に効力を発揮します。必ず設定するようにしましょう。適したカテゴリーが見つからない場合は新しいカテゴリーを作成します。WordPressのユーザー権限が「投稿者」の場合、カテゴリーを作成することができませんので、上位の権限を持ったユーザーに相談するようにしてください。
タグを設定する
続いて、記事のタグを設定します。タグも記事を検索する際に用いられるものです。
カテゴリーとは異なり複数のタグを使用可能です。適したものが見つからない場合は新規に作成が可能です。
以下にカテゴリーとタグの一覧がまとめられています。参考にどうぞ
アイキャッチ画像を設定する
アイキャッチ画像は記事一覧にて表示される画像です。サムネイル画像というほうが伝わりやすいかもしれません。記事の内容に適した画像を指定しましょう。
記事を公開する
最後に、右上の「公開する」をクリックすれば、記事が投稿されます。お疲れさまでした。
投稿された記事は「投稿一覧」から編集・削除することが可能です。適宜利用しましょう。