雑談

サークルでMVを制作した話

はじめましての方は初めまして!私(セイ二世)は2024年の1~4月にかけて、新入生説明会用のMVの動画編集を担当しました!
下の動画は実際に新入生説明会で上映されたボカロ曲&MVです!

聞いたことがない方が居ればぜひ聞いてみてください!制作メンバー全員が魂込めて作り上げました!

制作に関わった方々

この「GamesSoundsDrawings! (feat.可不&星界)」には計6名のGSDメンバーと共に制作を行いました。この記事で何度も名前が出てくると思うので先に紹介しますね。

  • セイ:作曲・ボカロの調教・Mixをした先輩。このボカロ曲制作のプロジェクトリーダー。めちゃめちゃつおい。頭が上がらない。
    本職はサウンドクリエイター。(今現在はシナリオライターに転職した)
  • リュース:歌詞を書いた先輩。かなりつおい。この歌詞のおかげで苦しかっ楽しい楽曲になった。
    本職はシナリオライター。
  • 風呂敷:イラストを描いた先輩。すごくつおい。足を向けて寝られない。
    本職はサウンドクリエイター。
  • やぎせ:ギターを弾いた先輩。すごくつおい。
    本職はプログラマー
  • ぬー:ドット絵を描いた同級生。まぁまぁつおい。
    本職はプログラマー
  • セイ二世:動画編集とドット絵を描いて今記事を書いている人。よわい。
    本職はプログラマー

制作に関わった個人ごとの経緯

そもそもなぜ新入生説明会に向けてボカロ曲制作を始めたのか。なぜ制作に関わったのかの経緯を説明します。

セイさんの経緯

12月に星界を購入。GSD内で歌詞を書く人を募集し実際に制作を開始した。新入生説明会に向けて作った理由は
「GSDはプログラムがメインって感じがあって、毎年プログラマーがめっちゃ入ってくるけど、プログラマーだけじゃなくて他にもいろんな役職があって、でも、外から見たら見えないんだよね。だから、他の役職も選択肢にあって、こういうこともできますよっていう宣伝がしたかったんだ。」らしい。
(実際、このボカロ曲のおかげか、今年度の入会者はプログラマー以外も多かった。)

リュースさんの経緯

セイさんが歌詞を書く人を募集した時に手を挙げた。
「12月は何も創作活動をしてなくて、何かしないとなって思っているときに募集がかかって、元々歌詞を書くことに興味はあったからやろうと思った。」と語っていた。
今回のボカロ曲にはその関係で参加したらしい。

風呂敷さんの経緯

セイさんからイラストを書いてほしいと依頼された。
引き受けた理由は「楽しそうだったから」らしい。

やぎせさんの経緯

セイさんに「DTMでギターの打ち込んだ音があんまり良くないから演奏してほしい」と言われ、ギターして参加。
参加した理由は「楽しそうだった」らしい。

ぬーの経緯

私(セイ二世)がGSDのDiscordで通話しながらドット絵を書いている時に入って来た。ちょうどPS5のドット絵を書くのが面倒で依頼してみたら引き受けてくれた。
引き受けた理由は「依頼されたから」

セイ二世の経緯

セイさんから今回のボカロ曲の編集の依頼を受けた。元々趣味で動画編集をしていたので新しいことをしてみたいと思って引き受けた。
…うん。楽しそうだったからのほうが強いかもしれん。

…こうして俯瞰してみるとほとんどのメンバーは「楽しそう」って理由で参加したんですね。

制作を始めて~完成直前

とまぁ、上のような経緯を経てボカロ曲の制作が開始しました。ここからは私の視点に固定して各期間にやった事や苦労した点などについて書いていきます。

1月末~2月末

実は私はこの期間は依頼を了承しただけで、企画にはまだ参加していませんでした。というのもUnityの教科書制作に携わっていたからです。(完成したUnityの教科書)なのでこの期間についてはあまり詳しくないのですが、どうやらセイさんとリュースさんが作曲と作詞の関係で殴り合っていたそうです。

「曲のリズム的にここの部分削ってほしい」「いやここは歌詞の意味的に削れない」

みたいな感じで。
そうして完成した歌詞と曲が3月に送られて来ました。ここから私の戦いの開始です。

3月

歌詞と曲送られてくるとほぼ同時期に教科書制作も一段落付き、本格的に動画編集を開始しようと歌詞を見た瞬間

…は?

第一声はこれでした。

実際に送られた歌詞


さーさーよってらっしゃいみてらっしゃい!(よっ!)
大手難題どうなんだい!?(うぇい!)
そろそろ気温もいい塩梅!(foo!)
でもでもお外にゃ出たくない!(ねっ!)
家こそ自分の城なんだい!(おお!)
そこでは私が王なんだい!(またまた!)
そういうわけならモーマンタイ!(チャイニー!)
どうせ生きるなら壮大に?(big!)
お礼を言おうぜ後悔に!(え?)
あの日の自分にウォーアイニー!(きゃー!)
難しいことは言い得ぬし?(うん!)
そんなのこっちは知り得ぬし?(そうだ!)
悩みゃあ爆破よTNT!(どかーーん!)
まあまあ入れよTMP……(一旦!)
新たな仲間はDLC!(追加ァ!)
ようこそ我らがGSD!

朝起きてからのもーにんるーてぃん
スクリーン前にsitting down!
開く蒸気は常軌逸する?
それでも欲するlife is GAME!

朝って何時? 太陽真上!
それって昼だぜ仕事時!
それでも私らdo the GAME!
飯食う傍らof the GAME!

日々生きる私たちの生活にゃ
遊びがあったりなかったり
それってなんかさもったいなくない?
switch turn on!
Play Skill UP!
一緒にどうだい
(GAME BOYS?)

僕らとゲームで遊ぼうぜ
邪魔者なんてねいないのさ
コントローラーの数だけさあほら!
絆のリングが広がってく
おすそ分けだよさあみんなで!
勇気の1歩踏み出そうよ
モニター一つじゃ足りないだろ?
Let’s use the Dual Screen!
ほら進歩していこう
ほら夢の出演さ

どうしたって現実(いま)はそばにいて
辛世界(しんせかい)は目の前に広がって
そびえたつ壁は高すぎて
逃げたくなるよな(でもね)
眼前(めのまえ)に広がるその世界(ばしょ)は
虹彩を彩るブルーライトは
それだって確かに現実(いま)なんだって
夢中になろうぜ
さぁ!
アクセル全開!
ブレーキ要らない!
ギアもう全開!
気分は爽快!
死角は知らない!
ハンドル切らない!
直進やばない?
でももう泣かない!

僕らと遊び尽くそうぜ!
生まれてこの先64年
あなたの子どものそのまた先も!
Familyを繋ぐはコンピュータ!
ゲームはまだまだ終わらない!
僕らの人生(いのち)はきっといつか
ゲームのもとにてX(クロス)するのさ
その箱の中にゃYes Wii are!
この歌はもう終わるけれど
僕たちはずっとそこにいる
(また会おう、スクリーンのその先で!)

あちこちに隠されたゲーム機の名前。急にしんみりするCメロ。そして無慈悲に流れるBPM174の暴力
正直どこから手を付ければいいか全くわからず、一週間ぐらいはアイデア出しに専念していましたね。
最終的には、3DSのeShopのダウンロード時に出てくるやつが浮かんできたことをきっかけに、次々と「あれやりたい」「これしたい」が思いつき、実際に編集を開始しました。

これが作ったeShopのやつ。制作時間2時間ぐらいだが、MV内では倍速しているため約1秒しか出演していない。

(実はこの3DSのeShopのやつは一番初めに作ったのですが、思ったよりも完成度が高くなってしまい、ほかの部分との整合性を保つためにタヒぬ思いをしたのはまた後で。)

かくして出てきたアイデアを整理していると、とあることに気がつきました。「あれ、必要素材数、多くね…?」と。イラストの風呂敷さんに依頼書を送る前の構想段階では、小物が約20個、人物&背景が約10枚と合計約30枚の素材が必要だったのです。お前は人の心がないのか!と自分で思いましたね。これはさすがにまずいと思い、サビの部分を文字多めにしたり、使いまわしをしたりすることで必要素材数を抑えました。(最終的には25枚まで増えたけどそれはまた別のお話。)
幸いなことに風呂敷さんが快く依頼を引き受けてくれたので何とかなったのですが、今後もしMVや動画編集をすることがあれば同じ素材でも飽きずに使いまわせる術を習得したいと思います。(戒め)

4月

ついに迫った新入生説明会。4/12に向けてのラストスパートを切りました!
そうして余裕を持って一週間前に完成しました!

……はっ。夢か。
上の予定は理想にすぎませんでした。実際には4月に入ってもいまだに完成形が見えず、細かな調整にずっと追われていました。また、多量の素材を依頼してしまった影響でイラストの供給も遅れ、4/10の時点で完成度が8割ほどでした。じゃあどうしたのか。
…まぁ、大学生お馴染みの徹夜ですね。10日の夜から11日の朝6時ぐらいまでぶっ続けで編集を続けて何とか完成しました。(みんなは徹夜しないように気をつけようね!)

とまぁ、このような経緯を経て完成したのが今回のMVです。この記事では私の経緯についてしか話していませんが、一つだけ言えるのは、このMV制作に関わったメンバーは全員どこかしらで苦しんでいましたね。

上映した時の感想

こうして完成したMV。4/12の新入生説明会で上映しました。結論から言いますと「頑張って良かった」と思いました。新入生の口から溢れる「すげぇ」って声。メンバーからの「凄かった」って声。
もうね、自己肯定感と承認欲求がビッタビタに満たされました。 (今後数カ月は擦っていきたい)
それに加えてようやく終わったという達成感が強烈に襲ってきて、その日は全ての事が上の空で何も手につきませんでした。
(もちろん全員の声も嬉しかったのですが、個人的には某Z先輩(編集つよつよ)の過去作品を超えようと思っていたので、Z先輩に褒めていただいたのが一番嬉しかったですね。)

編集者的こだわりポイント

ここからは編集者的こだわりポイントについて語っていきます。厳選したけど想像以上にこだわっていたぞ!長いぞ!

曲が始まる前に「※上から来るぞ!気を付けろ!」が降りてくる所。
私はネットミーム大好きマンなので、こういう細かいネタがすごい好きです。

イントロの途中
TMP(temporary)は一時的に値を格納する変数として使うことがあるので文字列を格納するかのように見せたかったですね。
(微調整で10分ぐらいかかったのは内緒)

上の直後
記事の前半でも語りましたが、3DSのeShopのこれは一番初めに編集したので思い出深いです。
(と同時にこれを作った自分が恨めしい)

上の後
歌詞がない所は可不ちゃんと星界ちゃんの掛け合いを入れました。こういうのすこ。
実はこのイントロの部分はカルロス袴田(サイゼP)さん制作の「違う」をモチーフにさせて頂きました。あの圧倒的リズム感と爽快感が少しでも伝わっていればいいなと思います。

Aメロの可不ちゃんソロ
「飯」って文字からカレーうどんが可不ちゃんの頭に向かって動いているのがいい。
ちなみにカレーうどんのドット絵はぬーに数時間で書いてもらいました。

Bメロ
ドット絵が動いてゲームみたいになっているやつ。可不ちゃんと星界ちゃんとブロックはわしが描いた。
元ネタは「#コンパス【戦闘摂理解析システム】」のマッチング待ち時間にできる「駆け出し勇者と二段ジャンプ」

上の直後
可不ちゃんと星界ちゃんが動いている所は別枠で動画を作り、それを回転させてゲームボーイの画面に当てはめています。本当に調整が面倒だった。
(ちなみにこの部分をモチーフにぬーがゲームを作った。)

サビの中盤
絆の文字が赤と青のグラデーションなのは作詞者のリュースさんの好きなゲームがファイアーエムブレムエンゲージだからです。
ちなみにリングが広がっていく様子を作るのはかなり面倒だった。

上の後
実際にキーボードで入力しているかのように見せかけています。細かいところではあるがこうした時の見栄えがすこだった。

上の直後
「足りないだろ?」が壁にぶつかって反射しています。元ネタはDVDのディスクが空の時に映されるよくわからん映像。

Cメロ
この曲唯一のしんみりとした歌詞。
本当はカンザキイオリさんの「命に嫌われている」みたいにしたかったですが、時間が足りそうになかったので雰囲気だけ近づけてみました。

ラスサビの序盤
遊び尽くすってことでテトリスを再現してみました。まぁまぁ面倒だった。

ラスサビの中盤
ファミコンのカセットのラベルみたいになるところがまぁまぁ楽しい。
ファミコンのカセットのラベルは四角だから四角でやりたかったですが、あまりにも調整が難しかったので楕円で妥協しました。悔しい。

上の直後
右下のコインが出てくるところがすこ。
本当は実装する予定がなかったのですが、セイさんがコインの効果音を入れてきたので急遽ドット絵を描いて動かしました。

上の直後
GAMEの文字がクレーンゲームのアームにつかまれて上がってくる所。
イメージはバッジとれ~るセンター。

上の後
これまで出てきたゲーム機が集合している。
編集の一番最後にこれをやったときは泣きそうになりました。

上の直後
ぱっと見、上と変化がないように見えますが、よく見るXbox360のランプの色が変化しています。上の画像の赤色は通称「Red Rings of Death」と言われる、Xbox360の初期によく見られた不具合です。今回のMV制作で一番やりたかった所でもあります。

隠されたゲーム機の名前

MV内で示唆されていたゲームに関係する名前。ここまで見ていただいた方限定で全てお教えします。

全部で13個隠されているぞ!自分で見つけたい人は見ないでくれよな!

Aメロの星界ちゃんソロパート
蒸気=Steam
ってことで超有名PCゲームプラットフォームの「Steam」です。

Bメロのドット絵のゲームの部分
そのままNintendoSwitchです。

上の直後
Play Skill UP ! から取って
PlayStation5 です。

これも上の直後
そのままゲームボーイです。

サビの終盤
Dual Screenから取って
Nintendoの3DSです。
ほら…二画面で上がなんかぼやけてるから…

上の直後
進歩=Advance
夢の出演=Dream Cast
ってことで「ゲームボーイアドバンス」と「ドリームキャスト」です。
ほら…ゲームボーイアドバンスは色味再現しているから…ね。

Cメロ終盤
ギア=ゲームギア
死角=四角=キューブ
ってことで「ゲームギア」と「ゲームキューブ」です。

ラスサビ
この先64年=64=Nintendo64
てことでNintendo64です。

上の直後
Familyを繋ぐはコンピュータ!
ってことでファミコンです。

上の後
クロスする=X=Xbox
てことでXbox360です。

上の直後
Yes Wii Are
てことでWiiです。

編集の知見?

へっぽこ編集者の私なりに編集時に役立ちそうな機能・考え方を書いておきます。誰かの参考になれば。
(私はYMM4を用いて編集しましたが、AviUtlでも同様の考えが使えると思います)

編集全般として言いたいのは「編集は工夫と組み合わせだ」ということです。
以下に具体例をあげます。

ラスサビの最後のほう
この音符は黒線のような動きをします。しかし、YMM4では一度に動かすのが困難です。じゃあどうするのか。

答えは簡単。水色線で分解してやればいいのです。水色で分解して見てみると、各パートの動きは緑矢印のようになります。こうなれば簡単です。x軸方向には等速で、y軸方向には加速or減速をしてやれば1/4円が完成します。
これを組み合わせるといい感じになります。

次にはフェードの利用です。動画に登場する素材が拡大したり位置が変化するときはフェードイン・アウトを利用することで自然に見えます。

可不ちゃんが拡大しているときの写真。
これはフェードイン・アウト時間が共に0.15秒だけれでもかなり自然に見える。

最後は全体を通しての細かいアドバイス?です。
完成時に0.5倍速で再生して気にならない部分は無視してしましょう。

Cメロの所
1フレームで見ると地面にめり込んでいるが、再生時にはあまり気にならない。

まぁ、1フレームにこだわってもいいんですが、あまりにも時間がかかってしまうのでね。楽できるところは楽しましょう。

終わりに

最後に少し謝辞を。

まずは制作メンバーに対して。
セイ先輩:私をMV制作企画に誘っていただきありがとうございます!貴重な経験ができました。
リュース先輩:記事では悪く言っている部分もありますが、歌詞は途轍もなく良作でした!ゲーム機の名前が入っているのもGSDらしさがあって好きです。
風呂敷先輩:イラスト大量発注ごめんなさい!大量なのに全て描き切っていただいたので本当に頭が上がりません。
やぎせ先輩:ギターかっこよかったです!VCで何度も練習していたのを聞いていたので努力の結晶だなぁと思いながら曲を聞いていました。
ぬー:急に軽率に「描いて」とか言ってすまん!ドット絵の出来と一日で制作したゲームの出来どっちも凄かった!

次にこの記事を読んでくれたあなた
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
今後もこういった雑談記事を投稿出来たらなーと思いますので暇なときにでも見ていただけたらなと思います。

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